場所は福島県の小川町。
60坪近くある大きな2世帯住宅の計画です。

親世代にも子世代にも受け入れられやすいジャパニーズモダンスタイルを意識しました。

世帯それぞれの動線を特に留意しています。
親世帯側にもリビングやミニキッチンを設けて、個別の来客にも応対できるようにしました。

共通の客間として使える和室は、全体的にシンプルなデザインにしてアクセントとして格天井と和紙の照明を組み合わせて、ノスタルジックな雰囲気に仕上げてみました。

津波被災者であるお客様の流された家の一部の材料も再利用しています。

お客様の誠実な人柄も相まってあって、とても思い入れのある計画になりました。